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ウェディングフォト撮影のコツ

18.11.2017

ウェディングフォト撮影のコツ

ウェディングと映画、この2つには多くの共通点があります。映画でストーリーの始まりがあり、中盤で涙や喜びがあり、そしてクライマックスを迎えるように、ウェディングフォトでも新郎新婦のストーリーを同じように伝えるのです。結婚式という新郎新婦にとっての特別な日の写真は、生涯ずっと手元に残り、いろんな場面でお披露目することになるでしょう。そんなスペシャルでロマンチックな日のストーリーを思う存分記録してくれるウェディングフォトグラファーという仕事はとても名誉あるお仕事ではないでしょうか。 今回はウェディングフォトグラファーでありAdobe Stock PremiumのコントリビューターでもあるJen HuangとAlina Schesslernの2人に作品へのストーリーの組み入れ方や、結婚式という特別な日を永遠の思い出とする作品作りの方法についてお話を伺うことができました。  クライアントを理解する Jenの元々の職業はフィルムフォトグラファー。そこでJenは彼女のシグネチャースタイルとなった夢の中にいる様なイメージスタイルを確立、今ではこの彼女のクリエイティブスタイルを気に入り撮影を依頼するカップルがあとを絶ちません。Jenは実際に撮影する前に、カップルのそれぞれの性格をできるだけ理解しようとします。例えば、エネルギッシュな新婦でドラマ的な演出を好むのか、それとも物静かで恥ずかしがり屋の新婦なのか、性格を把握した上でそれぞれに合うような撮影セッティングを作り上げます。 シーンのセットアップ 緊張や表情の硬さは写真に反映されてしまうため、自然な写真を撮るためにはカップルがリラックスしていることがとても大切です。もちろん写真を撮られるのが苦手な人もいます。「そんな時はカップルにジョークを言い合ってもらったり、お互いの好きなところを囁いてもらったりするの。そうすることでみんな自然と笑顔になるのよ」とAlinaは言います。このようなピュアで自然な様子が、美しくそして感動的な、真実の愛に満ちたカップルの描写を可能にするのです。 Jenはウエディングフォトの撮影を映画を撮影するようなアプローチで演出します。例えば、カップルにただキスを求めるのではなく、2人で歩いてもらい、そして自分たちのタイミングでまず抱き合ってもらいます。「こうして自然なシーンを作ることで、よりナチュラルなキスシーンを写真におさめることができるんです」とJenは言います。 コントロールできるものはコントロールする もちろん結婚式のすべてのシーンをコントロールすることは不可能ですが、特定の要素をうまく操作することで優れた写真を撮ることができます。Jenの場合はスタイリングから演出、ライティングやバックグラウンド、そして小道具においても彼女がディレクションできる部分はすべてディレンクションし、その中で自然な瞬間を引き起こします。「新婦の控え室に着いたら、まず物の配置を調節、新婦やブライズメイトたちには光で満ちたオープンな空間に移動してもらいます。彼女たちにはそのままヘアメイクや着替えをしてもらいますが、このようにある程度コントロールされたスペースで撮影された画像は上品で洗礼されたものに仕上げります。」とJenは言います。 式の準備をしているこの新婦のショットでは、新婦をアンティークの鏡の前に座らせ、自然な瞬間が訪れるのを待ちました。新婦が手を顔にあてメイクをチェックしようとしたその繊細な瞬間でJenはシャッターをきりました。  ディテールこそが重要なキー その場のムードやトーンを作り上げる際に重大な役割を果たすのが環境です。新郎新婦は結婚式のプランを立てるのに何ヶ月という時間を使いあらゆる詳細を取り決めます。ウェディングにはそれぞれ違った個性が表れるため、会場や花、装飾、家具に至るまで周りものすべてを写真におさめます。テーブルのセッティングやフラワーアレンジメントの調整など、実際の式に至るまでの準備段階の様子を映像として記録することで、物語がより鮮明に伝えられます。 クラシックな瞬間をカスタマイズ ウェディングフォトの撮影でよく起こること、それがクライアントからの要望をフォトグラファーがすべて聞き入れてしまい、結果、作品がとても陳腐なものになってしまうということ。例えば、ウェディングドレスが窓辺に吊るされているシーン。結婚式への準備の様子を表すシーンなので、皆がその瞬間をカメラにおさめたいもの。でもこのようなよくあるシーンでさえも、的確なライティングやちょっとした小道具を用いることで、その新郎新婦独自の準備シーンへとカスタマイズすることができるのです。 ブレンドイン、シーンに溶け込んで 特にゲストや雰囲気を撮影する際に鍵となるのが、周りに溶け込むということ。「わたしがフォトグラファーだとわかった瞬間、妙にカメラを意識してしまう人が多く、結果的に不自然な硬いポーズばかり撮れてしまうことがあるの。だから場合によってはわざと小さいカメラを使用することがあるのよ」とAlinaは言います。「小さなカメラを使用するとわたしががフォトグラファーだとみんな思わないので、自然な写真を撮ることができるの」 撮影したウェディングフォトをAdobe Stockに投稿 撮影したウェディングフォトをストックポートフォリオで販売する場合、画像内に写っている認識可能な被写体 (人物・場所) から必ず同意書 (リリース) をもらうことを忘れずに。ガイドラインについてはHelpX ページをご参照ください。モデルリリース (人物) やプロパティリリース (場所) は コントリビュータ―ポータルから直接提出することができます。 キーワードをきちんとつけることは購入者が欲しい画像を見つける上でとても重要なことです。キーワードは正確であること、関連性があることを意識し、優先順位の高いものの順番を考慮し付与しましょう。それに加え、自分の作品内容が愛についてなのか、ロマンスなのか、それともお祝いなのか、その他なのか、アウトラインについても考えてみましょう。Adobe Stock コントリビュータ―ポータルにある自動タグ付け機能も是非ご参照ください。 Jen と Alina のこの他の夢見心地でロマンチックなら画像もお見逃しなく!

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インスピレーション:創造性の原動力

05.06.2017

インスピレーション:創造性の原動力

インスピレーションはどの分野においてもきわめて重要な要素です。よく成長過程を険しい山にたとえることがありますが、その山の頂に押し上げてくれるもの、それがインスピレーションです。 この大切な原動力の不足は、プロとして活躍する多くの人々に影響を及ぼします。 個人的な問題、重圧のもとでの仕事、あるいは単なる一時的なやる気のなさはマイナスに働きます。 そのため常に自分をインスパイアする必要があります。 自然に、わけなくそれができる人もいれば、インスピレーションが枯渇して自分の専門的な職業に支障をきたさないよう、日々創造のひらめきを豊かに保つための努力をしている人もいます。 インスピレーションを一定のレベルに維持するためのマニュアルはありません。とはいえ、すべてのクリエイティブ業界のプロにとって役立つちょっとしたヒントならあるでしょう。 人は十人十色。誰にでも通用するヒントは存在しません。あてもなくのんびりと通りを歩いているときにインスピレーションが湧いてくる人、テレビ番組を見て、あるいは入浴中や自然の中にいるときに発想が浮かぶ人などさまざまです。 アートの展覧会で絵画を鑑賞したり、イラストレーター、デザイナー、建築家の手による美しい作品を見学したりすることも、心に欠けていた何かを取り戻し、再び豊かなひらめきを基に行動するきっかけになるかもしれません。 重要なのは、大切なインスピレーションが戻ってくるための理想的な状況を考えること。 生産性やインスピレーションが高まったり低まったりするのはどんなときでしょうか。自分のリズムを知ることの重要性を認識していますか? インスピレーションを受けるための感性は、常に磨くことができるもの、また、磨くべきものです。 それは簡単ではないにしても不可能ではありません。ひらめきを得るための自分なりの方法を見つけて、原動力が尽きないようにしましょう。見る、触れる、聞く、観察する、読み取る、理解する、把握する。まずは感性を研ぎ澄ませることです。

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ストック向け動画をつくるコツ:Helen Fields

12.04.2017

ストック向け動画をつくるコツ:Helen Fields

Fotoliaでは hotelfoxtrot69 で知られるHelen Fieldsは、イギリス在住のビデオグラファー、そして元・刑事弁護士です。彼女にストック向けコンテンツをうまく作るヒントを5つシェアしてもらいました。 自然さ つくり込まれた感が出てしまっている映像ははっきり言って使いものになりません。 当時4歳だったわたしの息子をカフェで撮影した映像があります。撮られているのを知らなかった息子はとても自然体でした。そしてこの作品は5年間私のベストセラー作品でした。撮ろうと思って狙った作品が必ずしも良いものをとらえているとは限らないのです。 練習、練習、そしてまた練習 あなたのカメラワークのスキルの高さが他の方の作品との「差」を生み出します。 人と同じレベルで満足してはいけません。暇さえあればカメラや機材をいじって、自分の限界と機材の最適なパフォーマンスレベルを知ってください。カメラを触っている限り、必ず何か気づきがあるはずです。 自分の作品を批判すること ストック業界でビデオグラファーとして成功するためには、マーケットニーズを理解するだけでなく、自分が販売している商品、つまり自分の作品を理解する必要があります。 なぜ売れるのか、なぜ売れないのか。なぜライバルの作品に比べて見劣りするのか。もし再撮影ができるのであれば、なににどう気を付けて撮影するか。1つのショットを別のショットと比較し、どのフレーミングが、どの光の加減が一番最適なのかを研究します。私のチームは定期的に以前の作品を見直し、その映像の良い点悪い点を探します。 必要に応じて、再撮影もします。自分たちの作品全てがベストを尽くした成果物だと確信する必要があるからです。 ベストなキャスティング 売上を上げるためには、最高のモデルをキャスティングすることがキーとなります。2 番目に良いキャスティングではだめなのです。出演してくれるモデルにはギャランティーをきちんと支払い、手厚くもてなしてあげてください。喜んで次回も協 力してくれるでしょう。違う格好をいくつか試し、モデルに合ったスタイルを探しましょう。特に細かい指定がないからと言って、演技が下手なキャストも使っ てはいけません。演技ができて、何より自分のパートを自然に努め上げられる人材が必要なのです。 まずは片手間で始めましょう 次の作品撮りの資金確保が、今あなたの目指すところです。売上に満足するまでには、少し時間がかかります。この仕事は週末や夕方に無理なくできるローリスクな仕事です。 時間を投資することとそれに伴う努力を惜しまなければ、いつかストックフォト専門のクリエイターとして活躍できるまでになります。 それまでは普段からどこに行くにもカメラを持って出かけましょう。 チャンスは意外と日常に溢れているものです。 Helenのポートフォリオはこちら

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Natalia Hubbertによるストック用イラストのコツ

28.02.2017

Natalia Hubbertによるストック用イラストのコツ

今月のコントリビューター特集では、ヒューストンのイラストレーターNatalia Hubbertと彼女のクレイティブキャリアとストックのマーケットプレイスでの経験にスポットライトを当てました。競争の激しいストック世界で成功するための彼女の5つのコツを紹介します。 クレイティブでありながら商用意識も持つべし クリエイティブかつ商用価値のある製品を作りましょう。自分のビジョンや観点を活かして独特で目立作品であることが大事ですが、やりすぎると受けが悪く売れなくなってしまいます。 コレクションセット=売り上げ増 セットとコレクションを作成しましょう。星座、朝食などの食事、スパイスや靴のコレクションなど。購入者は、気に入った作品の同コレクションの他の作品も欲しくなる可能性が高いです。 カスタマイズ可能なコンテンツを作るべし ベクターはカスタマイズ可能で、イラストは切り取りやすいようにしましょう。背景を白や透明にしておくのがベスト。購入者だけではなく自分にとっても今後の利便性が大事です。 多様性が命 イメージバンクは、上質で素晴らしい作品でいっぱいです。どんあ趣味にも対応するためにあらゆる作品がたくさん出回っています。どんな作品でも気に入ってくれる人はいるので、少しずつ色々なものを売るようにしています。 一生懸命働いて自分のビジョンを守るべし 良い作品を作りましょう。最新のトレンドを取り入れるか、時代を超越した洗練されたものを作るかは自分次第。自分が頑張った分結果が出ます。学んで腕を上達すればするほど、利益も増えていきます。 Nataliaのキャリアとストックの世界での道のりについてContributor Spotlightで詳しく紹介しています。

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撮影機材の基本

16.01.2017

撮影機材の基本

「形から入る」とはよく言います。写真が誕生しておよそ200年、いつの時代も各メーカーはプロセスをより簡単にするためにデザインされたカメラ、レンズ、付属品を世に送りだしてきました。現在では、幅広いブランドから多種多様な選択肢があり、インスピレーションのために参考にしているフォトグラファーが皆それぞれ違う機材を揃えていたりします。 写真を始めるにあたり何を買い揃えるべきか、思い悩むことでしょう。トップクラスのカメラに高価なレンズの数々、フラッシュガンに細々とした付属品等、これらを入手しようとすれば大枚をはたかなければならないのは想像がつきます。しかし、幸いなことに評判となる写真が本当にシンプルな選択から生まれることもあるのです。 スポーツや野生動物を専門にするつもりなら、おそらく特殊な機材を用意しなければなりません。でも、ほとんどの写真のジャンルでは、必要なものは驚くほどわずかです。標準的なレンズの付いたカメラが1台あれば、大体のことに十分対応可能で、新米フォトグラファーとしてスタートを切るなら確実にこれだけで事足ります。 1 カメラ フォトグラファーの中にはフィルム撮影で成功している人もいますが、負担を少なくするには、まずはデジタルカメラで始めた方が良いでしょう。最近のほとんどのコンパクトカメラは大方の被写体に難なく対応できますから、DSLR(一眼レフデジタルカメラ)である必要はありません。一般的にピクセル数が多いほど優れていますが、最近のレンズ交換式デジタルカメラで販売写真に必要なピクセル数に満たない製品は見かけなくなりました。できれば1600万ピクセルの新型コンパクトカメラ(CSC)か1800万ピクセルのDSLRを検討してみてください。 CSCもDSLRもほぼあらゆる種類の写真に適していますが、一般的にDSLR は、サッカーなど早い動きのあるものに向いています。一方、CSCのサイズは人物の撮影にぴったりなうえ、軽くて一日中持ち歩いても苦になりません。 2 レンズ とても長い間、フォトグラファーは焦点距離の異なるレンズを2~3種類のみ(広角、標準、やや望遠)使用していました。現在、私たちには膨大な選択肢があります。とはいえ、それらすべてが必要というわけではありません。標準的な単焦点レンズが1つあれば、多種多様な被写体を、まさにシャッターチャンスの場面に居合わせているという視点で撮ることが可能です。 標準的なレンズはセンサーのサイズによって異なりますが、フルサイズカメラには50mm、APS-Cのセンサーには約30mm、マイクロフォーサーズシステムのカメラには25mmです。以上があらゆるフォーマット向けの基礎的なレンズであり、これでポートレート、風景写真、社会的な記録写真、ストリートフォト、建築、スポーツ関連の写真等、ほぼあらゆる写真を撮影可能です。レンズがもたらす眺めは私たちの目に違和感なく映り、写真自体はリアルに感じられ、観る者はその場面の中に入り込んだかのような感覚になります。 多くのフォトグラファーが単焦点レンズより、レンズ交換をせずに様々なスタイルの撮影に対応できるズームレンズを好みます。フルサイズカメラ愛用者にとって、広視野から接近したポートレートに至るまで、すべてに力を発揮する24-70mmのズームレンズは使える仕事道具です。同様にAPS-Cカメラには18-55mmレンズ、マイクロフォーサーズカメラには12-35mmです。こうしたレンズを入手するつもりなら、ここは奮発してf/2.8 か f/4の開放F値固定のものを買い求めてください。でも、それほど予算がなくても心配ありません。柔軟性では劣りますが、f/3.5 か f/5.6の開放F値のレンズも優れもので、びっくりするほど様々な被写体を撮影することが可能です。 3 フラッシュ フラッシュはどのフォトグラファーにも必要というわけではありませんが、ニーズは意外と多いのです。初級者ならパワフルなものは必要ありません。ただ、TTLコントロールが可能なタイプだと楽でしょう。各カメラブランドでは、自社製品に完璧に対応するフラッシュ装置を取り揃えていますが、もっと手頃な価格で良い製品を作っている独立系ブランドも数多く存在します。より面白い照明を演出するために、カメラに接続していない状態で発光できる便利なワイヤレス・コントロールもあり、電波式は従来の光通信式よりも優れています。 予算があまりない場合は、光の出力をコントロールする手段になるなら、どんなフラッシュでも大丈夫です。絞り優先機能のある装置は完全にマニュアルのものより使いやすく、効果も出やすくなりますが、ISO100の場合で約30m先の被写体まで撮影できるガイドナンバーのものを探してください。 カメラ1台、レンズ1本、それにフラッシュ装置1つ、たったこれだけで写真を始められると言えば、手軽に思えるかもしれません。でも、本当です。もちろん、各種レンズには存在理由がありますが、問題に直面し、そうしたレンズこそが解決手段となるときに購入しても遅くはないのです。 フレーム内に被写体を収められず、それ以上距離も取れないなら、広角レンズが必要になり、フレームを埋めたいのに被写体に近づくことができないなら、望遠レンズが必要になりますが、時には別の構図や眺めの良い位置を探して、違う視点から被写体を捉えてみると問題にはなりません。 もし写真を勉強中なら、さらに限られた機材の方が尚良いです。道具が揃わず物足りなさを感じたり、自分を憐れんだりするより、持っているものを最大限活用してみてください。限られた状況で創造的に考える癖をつけておけば、機材が増える頃にはずっと優れたフォトグラファーになっていることでしょう。最高のカットはあなたの頭の中で生まれるということを忘れないでください。カメラは仕事を仕上げるうえで役立つ道具に過ぎません。機材のコレクションはいずれ充実させることができるので、常に優先すべきは自分にあるものを活用する術を身につけることです。 Damien Demolder Damienは写真尽くしの日々を送るAmateur Photographer誌の元エディター。撮影以外の時間は、www.dpreview.comをはじめとするウェブサイトやAP 誌、British Journal of Photography誌等の雑誌向 けに最新のカメラやレンズに関する記事を執筆したり、商品試用テストを行う。また、新商品や従来の器材の最善の利用法、一段上の写真に仕上げるノウハウを 写真家に伝授するなど後進の指導にもあたる。情熱を傾けているのはストリート・フォトグラフィーだが、ジャンルを問わず写真をこよなく愛する。英国に拠点 を置き、ロンドンや全国で定期的にワークショップを開催。

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Adobe Lightroom CCの「特定色域の選択」

03.10.2016

Adobe Lightroom CCの「特定色域の選択」

特定色域の選択は、とてもクリエイティブなツールで、簡単にLightroomでこの効果を作ることが出来ます。 現像モジュールで画像を開き、HSLタブを開きます。 ボーナスポイント:一度にタブを一つだけ表示する場合は、タブを右クリックしてソロモードを選択してください。 色相・彩度の全てのスライダーをゼロにする 色相・彩度パネルの調節ツールを選択 画像の中で残したい色の部分をクリックして上にドラッグ この画像の中では、遠くの方に写っている車と信号の黄色を消す必要があります。そのためには、補正ブラシを選択して色相・彩度をゼロに下げます。 そして、残った色の部分を塗り消します  

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シーンの設定

26.09.2016

シーンの設定

運が良ければまだ写真を始めて間もない頃に、どんな写真でも背景は被写体と同じくらい大切だと教えられます。撮る側としては背後にあるものより被写体を見てほしいので当然不思議に思いますが、入門者が教わるルールや法則のようなもので、これは時間をかけて経験を積んだ後で初めて本当に理解できることです。ただ、教わった時から理解するレベルになるまでの間に、すっかり忘れてしまう恐れがあるので、良い背景を見つけることの重要性について、ここでちょっと思い出してみてください。 背景は被写体から注意をそらすようなものであってはいけない、という原則は、ほとんどの写真家が真っ先に考えることです。これはもっともですが、撮影者が見てほしいと思うものから鑑賞者の気を引いてしまいそうな要素はないか、被写体の背後を観察するだけでは十分とは言えません。頭のてっぺんから電柱が生えていないか確認することぐらいは誰でもわかりますが、そもそもそうした障害物を避けなければならない状況が生じるのは、背景を熟慮せず被写体を選んでしまっているということです。時には被写体の位置や背景を選べない場合もあります。そんな際にやらねばならないのは最大限その状況を活かすことで、実際のところ我々もよく行っています。 まずは背景を撮影 いつもと逆の発想でいけば、被写体が到着する前に自分が写真の背景に選ぶシチュエーションを想像できるでしょう。とはいえ、辺りを見回して「ここはポートレートを撮影するのにぴったりの場所だ」と考えるだけではありません。最初に背景の構成を考え、確実にフレームの中に入るもの、入らないものを検討するのです。こうして背景の構成要素を熟慮すれば、被写体が一番きれいに映る位置が自ずと決まります。 そのシーンがどのように映るのか、被写体の到着前に背景のみを実際に撮影すると役立つはずです。被写体抜きでもその背景は面白いシーンでしょうか?そうであれば撮影はきっとうまくいきます。 結婚式だけでなく 背景に一番気を使わなければならないような大切なイベントといえば、幸せなカップルのフォーマルな写真を撮影する結婚式。撮影者は一番美しいショットが撮れるロケーションを求めて事前に会場内を探し回ることもしばしばです。この方法は肖像写真からストリート・フォト、スポーツ写真まで、あらゆる種類の写真で使えます。撮影者があれこれ研究し、手間をかけて前もって背景の準備をしておけば、どんなタイプの写真であれ格段に質は上がります。 ストリート・フォトでは、背景の構図を考えたら試し撮りを行うことができます。あとはそのシーンに被写体が入ってくるのを待つだけです。肖像写真では、注意をそらす要素のないすっきりと整ったきれいな背景を見つけ、そこに被写体をもってきます。スポーツ写真では、彼または彼女がフレーム内に走りながら入ってきたり、通り過ぎたりする姿がかっこよく見える場所を探します。もちろん、被写体を十分な明るさのもとシャープに、かつ自然な表情で捉えることは重要ですが、背景が被写体を際立たせるものでなければベストショットは生み出せません。 Damien Demolder Damienは写真尽くしの日々を送るAmateur Photographer誌の元エディター。撮影以外の時間は、www.dpreview.comをはじめとするウェブサイトやAP 誌、British Journal of Photography誌等の雑誌向 けに最新のカメラやレンズに関する記事を執筆したり、商品試用テストを行う。また、新商品や従来の器材の最善の利用法、一段上の写真に仕上げるノウハウを 写真家に伝授するなど後進の指導にもあたる。情熱を傾けているのはストリート・フォトグラフィーだが、ジャンルを問わず写真をこよなく愛する。英国に拠点 を置き、ロンドンや全国で定期的にワークショップを開催。

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バックライトで主役を引き立たせる

19.09.2016

バックライトで主役を引き立たせる

ほとんどの人が被写体の前面にかかる光の質、向きと量について考えます。平べったい作品にならないために、フラッシュやリフレクターを使って被写体に当たる左右のライトのバランスを保つよう努力します。カメラの両側から光のレベルをコントロールすることで、撮影している物の立体的な性質を表現できます。後ろから照らす光がどれだけのインパクトを与えられるか忘れてはいけません。 なぜ、何のために? 後ろから照らす光は、被写体の周りに明るいフチを作り、背景から引き立たせます。そのフチは大胆かさりげなくあっても、ミッドトーンと暗い背景とのコントラストを生み出します。フレーム内の他の部分に目が行かないよう、撮影している物を引き立たせるのはとても重要なことで、光のフチで被写体が目立ちます。明るい部分に目が行きやすいので、被写体より明るいアウトラインを作ることで視線を集めます。背景が特に暗い場合は、ペンで縁取りしたかのように被写体をページから飛び出す感じに仕上がります。 どうやって? このエフェクトを作る方法は、屋内外で色々あります。屋外で簡単にバックライトを実現するには、被写体をカメラと太陽の間に置くことです。ローアングル以外での撮影には、最適なテクニックです。太陽の位置が低い夕暮れや冬の日の出でも簡単。レンズに直接太陽の光が当たることは、レンズ要素の露光で悪い反射を引き起こしてしまうので避けましょう。時と場合によって、フレアはシーンを良くしますが、デジタルカメラでは悪い色を生み出して邪魔になってしまいます。 屋内では、テーブルランプや窓から入り込む太陽の光で似たバックライトエフェクトを作り出せます。元々テーブルランプと窓は、低い位置にあり人物の後ろにあることが多いです。テーブルランプの良いところは、温かみのある色を照らすので、被写体の周りに良い輝きを与えます。 フラッシュ 外付けフラッシュを使うことで、屋内外でも適度なバックライトエフェクトを作れます。高価な物やTTLコントロールも必要ありませんが、撮影環境で他のフラッシュよりある程度の明るさを作り出せる必要はあります。 バックライトは強めの物がベストなので、常にディフューザーやソフトボックスは必要ありません。同じフラッシュヘッドを二つ使用する場合は、前のだけソフトボックス付きで使えば、ヘッドパワーを調節せずにモディファイアーの明るさで、十分光のコントラストを作り出すことが可能です。 Damienは写真尽くしの日々を送るAmateur  Photographer誌の元エディター。撮影以外の時間は、www.dpreview.comをはじめとするウェブサイトやAP 誌、British Journal of Photography誌等の雑誌向 けに最新のカメラやレンズに関する記事を執筆したり、商品試用テストを行う。また、新商品や従来の器材の最善の利用法、一段上の写真に仕上げるノウハウを 写真家に伝授するなど後進の指導にもあたる。情熱を傾けているのはストリート・フォトグラフィーだが、ジャンルを問わず写真をこよなく愛する。英国に拠点 を置き、ロンドンや全国で定期的にワークショップを開催。

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スポーツ写真用メイクのコツ

15.09.2016

スポーツ写真用メイクのコツ

ブログの新しいシリーズでは、プロのメイクアップアーティストであるSandra Berminghamを特集します。どんなテーマの撮影でもピッタリのメイクをアドバイスします。 8月のスポーツの祭典が終わっても、我々のスポーツへの関心は衰えることはありません。そんな時にピッタリなテーマがスポーツ写真。ここでSandraの爽やかメイクアップ術をご紹介します: フィットネス撮影に最適なのは、シンプルかつ洗練されたメイクアップです。フィットネスやスポーツの撮影での厚化粧は不要。モデルが爽やかで健康的に見えることが重要です。 BBベースやティント乳液は肌に呼吸させ、化粧直しの回数を減らすので、とても使いやすいです。シミや目の下のクマを隠すためには、肌と同じトーンのコンシーラーを使うことが重要。軽く透明か無色のフェースパウダーでメイクの完了です。 撮影の合間にティッシュで顔の脂をとることで、化粧直しの回数を減らすことができ、厚化粧になることを防げます。 眉毛は、ソフトなアイブローペンシルで隙間を軽く埋めてアイブロージェルでセットするのがベスト。 アイシャドーは、シアーな色でシンプルに。マットすぎたり、キラキラしすぎたり、肌のトーンに合わないものは避けて、ソフトな温かみのあるトーンを使うのが一番です。ウォータープルーフマスカラでメリハリを。 桃色のチークやブロンザーでもあまりキラキラしていないものがベスト。ピンクすぎものはなるべく避けましょう。桃色やコーラル色のような暖色を頬の中心に乗せるとナチュラルに見えて顔がさっぱりします。 モデルが汗をかいたように見せるためには、グリセリン(薬局で買えます)と水を1:1の割合で混ぜたものをスプレーボトルに入れて吹きかけます。グリセリンが汗を再現して蒸発を防ぎます。 リップクリームやグロスをひと塗りすれば、完成です。 Sandra Berminghamは、25年以上ファッション、テレビや広告業の世界で活躍しているメーキャップアーティストです。 Sandraのクライアントには、Sony、Bvlgari、Protein World、TopShop、Jaguar、Johnson & Johnson、Hewlett & Packard、AquascutumとFabergéがいます。 Sandraのクライアントには、Idris Elba、Elizabeth McGovern、Simon PeggやElsa Patakyなどの著名人がいます。

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2D アニメーション チュートリアル

07.09.2016

2D アニメーション チュートリアル

夏に長い休暇でゆっくりした多くの人にとって、9月はまた本気モードに戻る時。そんな時期を少しでも楽にするために、特別に Adobe After Effects CC で作る2D ループアニメーションのチュートリアルをご用意しました! かなり長くなるので、簡単にわかりやすいステップに分けました: 1-最初のステップ(アニメーションにする素材選びとドキュメント設定) 2-最初の素材をインポート 3-最初の素材のタイムラインにキーフレームを設定する 4-二つ目の素材をインポート 5-二つ目のコンポジションのキーフレームを設定する 6-すべてを組み合わせるためにコンポジションを新規作成 7-ループを作るために最後のコンポジションを作成 8-アニメーションをエクスポート 1  最初のステップ: アニメーションを始めるには、アニメ化する素材が必要です。今回は、Adobe Illustrator CCでスーツケースとランチボックスの二つイラストを使用しました。 まず初めに、3つの大事なこと: – Illustratorのドキュメントのセットアップ。ビデオアニメーションと同じサイズである必要があります。(今回は、Full HD 1920 x 1080, RGBにします。) –  素材の要素をレイヤーに分ける。アニメ化したい要素を、それぞれのレイヤーに分ける必要があります。そうしないと、After Effectsで個別の要素として認識されません。(グループ化された要素は、一つのオブジェクトとして認識されます。)レイヤー一つ一つにわかりやすい名前を付けることで、後からのAfter Effectsでの作業が楽になります。   –   ひとつのアートボードに素材を保存。今回は、二つのIllustratorファイルを使用します。一つはスーツケース、もう一つはランチボックスです。 2 素材をインポート: 素材の準備が出来たら、After Effectsを開いて新規プロジェクトを作ります。Illustratorのファイルをインポートするには、File/Import/Fileをクリック。次に、最初のIllustratorファイル(スーツケース)を選択します。「インポートの種類」は「コンポジション」(要素の位置がそのままになります)、動画範囲には「レイヤーサイズ」(1920 x 1080)を選びます。   プロジェクトパネル内では、コンポジションは全てのレイヤーと一緒に一つのフォルダーに表示されます。 アニメーションのプロセスを始めるには、コンポジション(Tut-lunch_A)をクリック。メインパネルとタイムラインに表示されます。このように全てのレイヤーが揃って正しい位置(Illustratorのアートボードと同じ)にあります。 3 最初の素材のタイムラインにキーフレームを設定する: まずは、ループの中でどのような動きのアニメーションを作りたいか決めます。今回は、スーツケースからランチボックスへの変身です。スーツケースとしての要素が全て消えて、シンプルな長方形に代わって、最後にランチボックスになります。 上部のレイヤーから始めます。今回はスーツケースの2つのステッカーの部分です。内側に消えて欲しいので、3つのキーフレームを設定します。 最初のステッカーレイヤー(Sticker_2)でトランスフォームアローを開きます。ここで編集のメインオプション(アンカーポイント、ポジション、スケール、回転、不透明度)が見えます。今回は、このうち3つを使用します(ポジション、スケール、回転)。       ステッカーを内側に消すために、「スケール」のキーフレームを設定します。キーフレームを設定するためには、「スケール」の隣の時計のアイコンをクリックする必要があります。そしてダイアモンドのボタンでキーフレームを追加したり削除したりできます。 最初のキーフレームが補間の始まりとなります。このキーフレームは、タイムラインで一秒先に設定。(アニメーションが始まる前に一瞬間が入ります。) […]

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ベクターとイラストをリフレッシュ

08.08.2016

ベクターとイラストをリフレッシュ

夏の休暇は、ストック用イラストの基本を復習しましょう!今までに増して重要なのは、イラストのテーマ。今回はスポーツに注目してインスピレーションを得るための最高の作品を集めました。  ウェブマスターやデザイナーは、常にフレッシュでクリエイティブなグラフィック素材を求めています。マイクロストック業界では、様々なメッセージやコンテンツに対応できる作品が重要。カッコよさを追及したベクター、注目を集めるイラストやシンプルなクリップアートであっても、成功するには基礎を押さえる必要があります! グラフィックのエレメントは、あらゆるテーマに適用できる独自のスタイルや美的センスを確立しましょう。 購入者の目を引いて、様々な作品を提供できるようには、最新のトレンドを追って、さらにその先のトレンドを予想する必要もあります。 継ぎ目のないパターン、フラットデザイン、アイコン、インフォグラフィック、ロゴなど、アーティストによって得意分野は様々。自分が極めるものを何か見つけましょう! ベクターファイルの利点の一つは、画質は変わらずリサイズが出来ること。これは、小さいスクリーンや多きフォーマットで使う時にとても便利です。 色々なバイヤーの様々なニーズに対応できるベクターファイルを心掛けましょう。そのためには、テキスト、フィリング、パターン、エフェクトやフィルターなどの作品の全ての要素がベクター化されている必要があります。ベクター画像では、グラフィックの要素を一つのファイルにまとめて、自分のシリーズを購入者たちが利用しやすいようにベストな状態にしましょう。 自分のファイルのフォーマットがあらゆる種類とバージョンのソフトウェアとの互換性を確認してみましょう。そのままの状態で使用する場合も合うので、しっかりレンダーしているかどうかの確認も必要です。 白でもいいので、背景を必ず追加しましょう。互換性を上げるため、そして全てのバリエーション、色、テキストや言語を一つのファイルにまとめるために必要です。同じデザインのものであまり違いがないファイルをたくさん提出した場合は、スパムと判断されて不採用になるのでご注意ください。 最後に、クリエイティブなコンテンツを販売する時と同様、重要なのはベクターファイルに知的財産に関わる問題がないこと。作品は完全のオリジナルで、知的財産法で守られている内容が使用されていないことを確認してください。

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Photoshop CCの選択とマスク

01.08.2016

Photoshop CCの選択とマスク

Photoshopユーザーにとって範囲の選択はとても重要で、Adobeはクイック選択、クイックマスク、選択範囲の微調整などの機能を追加してきました。2015.5アップデートでは、Adobeがそれらの機能をアップデートしてさらに使いやすくしたので、見てみましょう。 今回は、この一枚からモデルを消します。数年前だったら何時間もかかる作業が今となっては一瞬で出来てしまいます。 選択とマスク 今まではクイック選択ツールで範囲選択をしましたが、2015.5 のアップデートがあったので選択とマスクの作業エリアを使ってみます。 選択ツールの中からどれでもいいので一つ選んでください: その時、選択とマスクのボタンがメニューの一番上に表示されます。その位置はどのツールを選ぶかによって変わります。この機能は、選択範囲の微調整ボタンの代わりとなっていますが、まだ使えますのでご安心を。 ワークエリア 上のツールとクイックマスクで範囲を選択できますが、今の時点では何も選択していません。 左のツールは全て前からあるものですが、アップデートによって改善されています。 1 クイック選択ツールは、Photoshopツールバーからも選べますが、ここではツールの変更が簡単に。 2 選択範囲の微調整ブラシは、アップデートによってさらに使いやすくなりました。使い方は今までと同じで、背景から選んだ範囲をクリックしながら細かいところにペイントできます。 3 ブラシツールは、クイックマスクツールと同じで選択範囲を画像に塗ることが出来ます。選択範囲をどのように見ているかによって使い方が変わってきますが、詳しくは9で。 4  なげなわツールはこれまでと同様の機能ですが、ブラシツールからクイックセレクションへの変更でより便利に。 5  ハンドツールは、ズームインした画像のパンニングを可能に。 6  ズームツールは、画像にズームインとズームアウトするための機能。 7  クイック選択ツール(1)、選択範囲の微調整ツール(2)とブラシツール(3) 8  選択範囲の微調整ダイアログボックスは、新しい作業エリアの中にあって、広げたり畳んだりできるセクションが豊富に。   選択範囲を確認する新しい方法 9 選択範囲の見え方は、選択範囲の微調整ダイアログボックスでの見え方と似ています。私が選択とマスクを使うようになったのには、一つの理由があります: Onion Skinで後ろに隠れたレイヤーまで見えて、どのように画像が選択されているか確認できます。ここでは、男性のレイヤーと後ろの背景のレイヤーも透けて見えます。 サンプル画像のワークフロー クイック選択ツール: 髪の毛の周りには選択範囲の微調整ツール: 髪の毛からブルーを抜くために色を浄化します: OKをクリック: かかった時間は、たったの52秒! あっという間に出来てしまいましたが、5~6年前だったら1ピクセルのブラシで1.5時間はかかったかと思います。 今回もチュートリアルを提供してくれたEric、どうもありがとうございます。次回もお楽しみに!他のチュートリアルは彼のウェブサイトやYouTubeチャンネルでご覧いただけます。FacebookやTwitterもチェックしてみてください!

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