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反射する物の撮影法

10.09.2015

反射する物の撮影法

経験のあるフォトグラファーでも、グラス、宝石、メタルなどの反射する物の撮影は簡単ではありません。スティル・ライフの写真撮影をマスターするには、形状を理解し、ライトをコントロールして、反射させないようにする必要があります。いくつかのコツとヒントをご伝授します。 ガラス素材の撮影法: ガラス製品をピカピカな状態で撮影したい場合は、「バックライト」テクニックが非常にシンプルなアプローチです。この方法で、透明度を上手く利用してガラス製品を美しく見せることが出来ます。 ソフトなディフューズライトを、被写体の後ろに配置します。ラインと輪郭を強調させるには、被写体の両サイドに色の暗いボードを置きます。 「バックライト」テクニックで、被写体を適正露出で撮影するには、背景を露出過多にする必要があります。   時計やサングラスの撮影法: 時計や、サングラスなどのガラス部分が反射する製品には、横からライトを当てることが適しています。まず、被写体を大きくきれいなところにセットします。例えば、吊るした所から、カメラ位置までカバーできる白いロール紙などの上です。表面の明るさが、被写体に反射して前方の反射を取り除くことが出来ます。ソフトなライトを片側から当て、反対側に反射板を置いて、ライトのバランスを取ります。 三脚、大きい絞り(f/11)と低いISO値(ISO値100)のコンビで、シャープな画像を撮影できます。高い位置から、カメラに角度をつけて、被写体を上から撮影することもお試し下さい。ライトで色々試してみてください。でも正面からライトを当てると、反射してしまうことをお忘れなく。 メタル素材の撮影法: メタル素材の撮影は、周りにあるもの全てを反射するので簡単ではありません。反射を最小にするために、「2ライト」セットアップを使います。先ほど述べたように、大きく、きれいな表面の上に被写体を配置してください。 2つの大きなスタジオ用ディフューズライトを、被写体の両側に配置します。被写体が柔らかく証明されていることを確認して下さい。バックライトテクニックで説明したように、綺麗に輪郭を出すには、色の暗いボードを利用して下さい。 三脚を使って、被写体より少し上から撮影します。ストロボ撮影が、メタル製品の撮影にはより適しています。 過度なポスト・プロダクションを避けるため、指紋やホコリを拭いておくことをお忘れなく。 反射する物の撮影の基礎をお分かりいただけたでしょうか。あとは、あなた次第です:いろいろ試してみて、独自の照明方法を見つけて下さい。物撮りの他にも役立ちます!

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フィールドぼかし チュートリアル

07.09.2015

フィールドぼかし チュートリアル

今週の、PhotoshopのグルEric Renno (Tip Squirrel)のチュートリアルは、Photoshopのフィールドぼかしの使い方です。 前回はPhotoshopの虹彩絞りぼかしで画像の一部に注目させる方法をご紹介しました。今回は、似ているようで、異なる、「フィールドぼかし」を説明します: 賢く使う 今回はこの画像を使います: フィールドぼかしは、スマートオブジェクトとして使うと便利です。殆どの場合、最終的に設定を変えてしまうので、このフィルターを使います。まずは、レイヤーをスマートフィルター用に変換します:   フィールドぼかし フィールドぼかしを開くと、見覚えのある新しいウィンドウが開きます。右側に虹彩絞りぼかしがあり、折りたたむとフィールドぼかしが開きます。両方一緒に使うと、上手く機能しないので、一度にひとつだけ使うのがベストです。 ぼかしピン 虹彩絞りぼかしの時と同様にパスぼかしを見るとPhotoshopはデフォルトでぼかしを追加しました。このピンでフィールドぼかしの丸いダイヤルと同じようにぼかしの量を決められます。今回は、パスぼかしのように外側にぼかしがありません。その代わりに、ピンの追加でぼかしの量を調整します: 2つのピンを40 px のぼかしで、その間に0 px のぼかしを足してみました。ぼかしが変化しているのがお分かりになると思います。ピンが近いほど変化が早くなります。 ぼかしの形 ピンを追加するほど、希望の場所のぼかしの量をコントロールしながら、分離することができます。今回は、チーズに焦点を合わせ、ワイン、パン、ぶどう畑にぼかしをかけ、被写界深度を浅くしてみました: 複雑で、大変な作業のように見えますが、キーボードのOption+cmd(Mac)かAlt+Ctrl(PC)を押しながら、ピンをクリック、ドラッグしてコピーするだけです。 これで大幅にクリックの回数を減らすことができます! ぼかしを微調整する 「最初のパス」にぼかしを追加することはそんなに悪いことではありませんが、ぼかしを微調整したい時があります。スマートオブジェクトで作成してあるので、スマートフィルターをダブルクリックして、ピンを追加、削除、移動出来ます。 別のスマートフィルターで、虹彩絞りぼかしを追加することもできます。フィルターはここに下から上に表示されます: フィールドぼかしの前に、虹彩絞りぼかしを適応させました。 こちらが完成品です: Ericさん、いつもどおりの詳細なチュートリアルをありがとうございました。また来週になりますが、ウェブサイトとYouTube で彼のチュートリアルをご覧いただけます。FacebookとTwitter から彼に連絡も取れます!

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Photoshop ぼかし - チャンネルにマスクを保存

04.09.2015

Photoshop ぼかし - チャンネルにマスクを保存

今週の、PhotoshopのグルEric Renno (Tip Squirrel)のチュートリアルは、Photoshopでチャンネルにマスクを保存する方法です。 過去のいくつかの記事で、チルトシフト、パスぼかし、虹彩絞りぼかし、フィールドぼかしなどの「ぼかしギャラリー」の設定をご説明しました。全ての場合で、まだ使っていないチェックボックスがあります。今回はそこを見てみましょう。 チャンネルにマスクを保存する 今回はこの画像を使います: スマートフィルターとしてフィールドぼかしを使って、画像にピンを打ち込みました。画面の上部にいくつかのチェックボックスがあります:そのうちのひとつが「マスクをチャンネルに保存」です。チェックマークを入れ、「OK」をクリックします。 チャンネル チャンネルには、カラーチャンネルの輝度データがありますが、Photoshopでマスクとアルファチャンネルがあるところです。ぼかしのダイアログボックスで、「マスクを保存」を選ぶと、Photoshopは更に細かく複雑なチャンネルを作ります。 (「レイヤー0 フィルターマスク」(A)は、スマートフィルター(B)のマスクです。今は、各フィルターに別々にマスクを掛けることが出来ません) Altキー(PC)かOptionキー(Mac)を押し、チャンネルのサムネイルをクリックするとマスクを見ることが出来ます。 マスク Photoshopがぼかしをどのようなプロセスで行うか見てみましょう。マスクが黒くなっている所はぼかしが無く、マスクをより薄くすると更にぼかしが追加されます。 マスクのコピーを作って、画像の上に配置しましたので、どうなるか見てみましょう: マスクを使う マスクは、様々な方法で使うことができます。一番有益な使い方のひとつは、調整レイヤーとの繋ぎ合わせです。画像にどのくらいぼかしを使うか調整します。 マスクを選ぶには、チャンネルパネルに戻りCtrlキー(PC)かCmdキー(Mac)を押しながら、サムネイルをクリックします(指差しマークと四角いカーソルが出ます): あまり変更されていないように、そして、マスクはそれほど複雑でないように見えます: Photoshopは一番軽いマスクの部分を選択しますが、全て選択されています。 調整レイヤー 使用したいマスク選択したので、次は調整レイヤーの選択です。今回はレベルを選択します: 調整レイヤーを選択すると、Photoshopは外部のマスクを適応させ、そこで調整されます。ミッドポイントスライダーを上げて画像を少し暗くしてみました: これで、ぼかしにマッチしました。色相と彩度にも同じ事をします: ぼかしの量、輝度、彩度がマッチしました。 ぼかす必要はありません ぼかしを追加することは良いことですが、上記で分かるように、マスクを作るのが最適です。仕上がった作品ではフィールドぼかしを消し、マスクのレベルと彩度だけを調整して使っています! 比較: Ericさん、いつもどおりの詳細なチュートリアルをありがとうございました。また来週になりますが、ウェブサイトとYouTube で彼のチュートリアルをご覧いただけます。FacebookとTwitter から彼に連絡も取れます!  

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クロッピングと構図:人を魅了する撮り方

26.08.2015

クロッピングと構図:人を魅了する撮り方

フレームの中に、何を入れるか、入れないかで、普通の写真と、特別な写真の差が大きく出ます。見る人の興味を引きつけるには、画像のフレーム、構図がとても大切です。 クロッピングはとてもパワフルなツールです。日常の当たり前の情景が、アートに変わります。これが写真の醍醐味です。あなたの見た世界を表現するために、色々試してみてください。縦横比は、非常に大切な役割をします。デジタル一眼レフカメラの一般的な比率は3:2です。 20世紀初めにライカが35mm フィルムカメラを作ってからこのフォーマットが使われています。コンパクトカメラや、中判カメラでは、4:3が一般的です。3:2より少し長さが短いですが、この微妙な差で構図が大きく変わります。大判の風景写真を撮るフォトグラファーは、地平線を表現しやすいので、4:5、5:4、 6:7の比率を好みます。一方、ウェブサイトのレイアウトなどで人気なのは、16:9のパノラマ写真です。 1:1の比率もスマートフォンの普及で復活しました。正方形は非常にバランスのとれた形なので、フレーム内で目を動かしやすいです。長方形のフレームより場所を取らず、シンプルな構図の必要性が生じています。正方形のフレームでは被写体を中央に置くとバランスが取れます。 さて、長方形のフレームに話を戻しましょう!フレーム周辺は、ギリギリにならないよう注意しましょう。動きが強調されず、残念な構図になってしまいます。 同様に、クローズアップの撮影もお試し下さい。画像が窮屈になり過ぎない「ほどほど」の距離が必要なことをお忘れなく。いろいろ試し、失敗を重ねることが上達のコツです。 クロッピングが、いらないものを排除するためのものであれば、意図的にフレームから被写体を隠して見るのも一つです。見る人に想像力を与えます。決定的瞬間や、自分の見方、捉え方を表現してみてください。 自分の撮り方が確立されていても、時々、別の方法を試してみてください。少しの違いで、写真が大きく変わること、ぜひ実体験してみてください。

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画像の寸法と解像度を変更する

19.08.2015

画像の寸法と解像度を変更する

先日のブログ記事内で、画像をスクリーンやモニターに映し出す際のビットマップ画像のピクセル数の重要さや、印刷する際の画像の解像度の重要さをご説明しました。1インチ四方のピクセル数が大きいほど、画像の解像度は高くなります。また、一般的に解像度の高い画像は印刷の品質が高くなります。ビットマップ画像の解像度の情報はPhotoshopのイメージ > 画像解像度からアクセスできます。 ウェブ用に画像サイズを小さくする 画像サイズのダイアログボックスにはピクセルで画像の寸法を表示されます。これは画像の寸法をリサイズする際に非常に有用な情報です。例えばこの高画質なマンハッタンの写真をFotoliaで購入したとしましょう。XLサイズは、幅3724ピクセル、高さ2095ピクセルとなります。 もし最高品質で印刷するなら、会社案内の表紙にぴったりでしょう。しかし幅800ピクセルが最大値の制限があるブログでも使いたい場合もあります。この場合画像ファイルをコピーして、Photoshopでサイズ変更するのがベストな方法です。サイズ変更することによりブログ用のディスク領域が少なくてすみます。さらに重要なのは小さなサイズの画像はオンラインで早く表示することができます。 画像サイズのダイアログボックスでアスペクト比率(1)をロックして、画像の幅/高さの比率が常に同じになるようにしましょう。幅部分(2)に800と入力て下さい。画像は自動的に高さと幅が、3724 x 2095ピクセルから800 x 450ピクセルに変更されます。ピクセル数を減らして画像の「再サンプル」が出来ました。 100%で印刷する時の画像サイズを調べる 画像のサイズをピクセルではなく、インチやセンチで知りたい時は、高さ、幅のボックスの右にあるドロップダウンから切り替えられます。「解像度」ボックス(下のサンプル画像では72 ppi)の値によってインチ/センチの数値は変わります。 300 dpiで印刷する場合の、この画像(FotoliaでXSサイズをダウンロードしたもの)のサイズを調べるには?「再サンプル」のチェックボックスを外し、「解像度」ボックスの値を72から300に変更します。 再サンプルのボックスにチェックが入っていないので、Photoshopはピクセル数を変更しません。その代わりに、425 x 283ピクセルのこの小さな画像を300 dpiで100%のサイズで印刷した場合、幅1.4インチ、高さ0.95インチになると計算します。もちろんこの画像を、InDesignなどのソフトを使えば、例えば幅3インチに大きく印刷することは出来ますが、ピクセル化されてしまう危険性があります。 別の例を見てみましょう。今回はセンチを使います。600 x 900ピクセルの画像を100%の10 x 15cmのサイズで印刷するには、解像度は150 dpiとなります。この解像度は許容範囲内ですが、300 dpiにしてより鮮明にしたい場合、印刷サイズは5 x 7.5 cmになります。 画像がポスターに適しているかを調べるのは? ニューヨークの写真に戻りましょう。これを60 x 40cmのポスターにするとします。3724 x 2095ピクセルの解像度で十分でしょうか?お使いのプリンターでは、100 dpi以下での印刷は推奨されていないことを念頭に置いて下さい。 解像度を300から100に変えると、サイズは94.5 x 53.2 cmとなり、60 x 40cmのポスターとして印刷することも可能になります。 画像をアップサンプル(ピクセル数の増加)すべきか? Photoshopでは逆のアプローチとして、例えばピクセル数を変えるなど、画像を再サンプルさせることもできます。これをするには、再サンプルのボックスにチェックが入っているか確認します。そして高さ、幅、解像度を変更すると、Photoshopが自動的に画像のピクセル数を再計算します。 解像度を例えば300から200dpiのように低く設定すると、ピクセル数が削られた、ダウンサンプルされた画像になります。 初期の解像度より大きくすると、Photoshopによってピクセル数を追加されたアップサンプルの画像になります。Photoshopではいくつかの方法でピクセル数を追加することができますが、出来上がった画像は詳細と鮮明さが失われてしまいます。 以下をご覧になると、小さな画像の解像度を72から300 dpiに変更して使用するのは、あまりよいアイデアでないのがわかります。Photoshopではピクセル数が、424 x 283ピクセルから1767 x 1179ピクセルに増えていますが、画像はぼやけてしまっています。基本ルールとしてオーバーサンプルして使用すべきではありません。 画像サイズダイアログボックスオプションで詳しく知ることができます。AdobeウェブサイトのPhotoshopオンラインヘルプをご覧下さい。  

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ソフトグロー – Photoshop ガウスぼかし

18.08.2015

ソフトグロー – Photoshop ガウスぼかし

今週の、PhotoshopのグルEric Renno (Tip Squirrel)のチュートリアルは、ガウスぼかしを利用しての、簡単なソフトなグロー効果の作り方です。 Gauss(ガウス)は偉大な数学者で、ぼかしを作り際の非常に役立つアルゴリズムを開発しました。アルゴリズムに関してご説明したいのは山々ですが、以下の理由で割愛します: 1. あまりスペースを使えない事と 2. どこから説明すれば分かりません。 とにかくかなり昔から、ぼかしの定番でした。 時代の流れとともに ガウスは、ぼかし界のヒーローでしたが、Photoshopの新バージョンに追加された新しいぼかし達にその地位を譲ることになりました。でも、忘れ去られるべきではありません。まだ役立つ機能をご説明します: ソフトグロー コピーしたレイヤーをアクティブにして、ぼかし(ガウス)を追加します。 かなり大きなぼかしをかけてみます。この場合は70 ピクセルです。 OKをクリックします。 描画モードから、オーバーレイを選びます: 数回のクリックで、シンプルでソフトなぼかしが出来上がりました。 ポートレイトで同じ作業をしてみました: Ericさん、非常にわかりやすいチュートリアルをありがとうございました。ウェブサイトとYouTube で彼のチュートリアルをご覧いただけます。FacebookとTwitter から彼に連絡が取れます!    

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適正サイズの画像の選び方

14.08.2015

適正サイズの画像の選び方

画像の選択は「フィーリング」だけで決められません!使用の際に影響を及ぼす、技術的な部分にも注意する必要があります。画素数、解像度、dpi /ppiなどの単語に詳しくない人のためのショートレッスンです。 ピクセルとメガピクセル ピクセルは色のついた正方形で、格子状に並んでいて、これが一枚の画像を作ります。画像の画素数は、ピクセル数の高さとピクセル数の幅で決まります。この2つの値を掛け合わせて画像の中のピクセル数が決まり、メガピクセル数も決まります(1メガピクセル=100万ピクセル)。   例えば、もしあなたのカメラの最高画素数が5,184 x 3,888ピクセルの場合、合計20,155,392ピクセルとなります。この数字を100万単位で切り上げると、これは20メガピクセルのカメラという事になります。他の例としてiPhone6では最高画素数が3,264 x 2,448ピクセルか7,990,272ピクセルとなっているので、これは8メガピクセルのカメラとなります。 PPIとDPI 画像の高さと幅のピクセル数が分かっていたとしても、スマートフォンの画面、ノートパソコンのモニター、HDテレビ、名刺、雑誌、ポスター、看板などでどのように見えるかは分かりません。インチやセンチでサイズを語るのは不可能です。 まずはモニターの場合です。フルHDのモニターは、高さ1,080ピクセル、幅1,920ピクセルなのをご存知でしたか?それが5インチのスマートフォンのモニターでも17インチのノートパソコンのモニターでも48インチのテレビのモニターであっても、端末のサイズが何であれ、メーカーがフルHD と言っていれば、画素数は常に1,080 x 1,920ピクセル(もしくは2メガピクセル)です。 もしモニターのサイズが違っても、ピクセル数が同じなら、ピクセルの大きさと、ピクセル間の距離がモニターのサイズによって異なるということになります。モニター上のピクセルの密度は、ppi (pixels per inch / ピクセル・パー・ インチ)といいます。ほとんどの高価なスマホの画面は、400 ppi を超えます。24型フルHDコンピューターのモニターでは91 ppiとなり、48型フルHDテレビでは46 ppiにも満たなくなります。しかし、全ての場合で、ディスプレイの品質は非常に高いです。これは各ピクセルが目に見えないからです。理由は簡単で、スマートフォンは目から20センチから25センチ離して見ますが(画像が近いので、良い品質を保つために多くのピクセル数が必要となります)、テレビの画面は2,3メートル先なので目ではピクセル数の違いを認識できず、画像を1枚の絵とするからです。   画像を紙媒体-名刺、はがき、フライヤー、チラシ、雑誌、ポスターなどに印刷するときも同じ事です。品質の高い画像が必要な場合、印刷物にはモニターよりも解像度(密度)が重要になります。印刷物の場合は、ppi ではなく、dpi (dots per inch/ピクセル・パー・ インチ) を使います。 もし近い距離から見る場合、高品質な印刷物には300 dpi が必要となり、さらに高品質なものが必要な場合は、より高い(1,200 dpi以上)数値が必要となります。一方で200 dpi程度まで下げても大丈夫です。画像をポスターなどに印刷する場合は1メーターくらい離れた所から見るので、200 dpiで十分です。 72 dpiと300 dpi 詳細は省きますが、今までのブラウン管の画面は72か96 ppiでした。現在の画面はそれよりもずっと良くなっていますが、コンピューター用モニターやWebの場合は今でも一般的な72 ppi(72 dpi)を使用しています。 実際、ひとつのモニターと別のモニターでは解像度に大きな違いがあります。そのモニターで、どのサイズの画像が適しているか知りたい時は、ppi解像度よりも、画素数のほうが重要です。簡単な原則を覚えておきましょう:画像の1ピクセル=モニター上の1ピクセル。印刷物の場合は、300 dpiが品質の目安となるでしょう。 簡単にまとめると、モニター画面には72 dpi、印刷物には300 dpi が適しています。 Fotoliaの画像の選び方 Fotoliaでは画像のページの右側のグレーの四角の部分で、価格(クレジット)とピクセル数(424 […]

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画像に秘められた物語 – シャッター(昆虫)

06.08.2015

画像に秘められた物語 – シャッター(昆虫)

マクロ写真は近年とてもポピュラーになりました。自然な肉眼の視点を越えた映像は、壮大なスケールの写真となります。Fotolia のクリエイターである Tomas Rak’sのwaspには、マクロ写真が捕らえることが出きる、超精密な部分が完璧に描かれています。彼に、鮮明でクリーンで複雑な写真を撮る方法を伺いました。 「この虫は昆虫学者の友達からもらいました。彼は撮影して欲しい昆虫を送ってきました。この小さなスズメバチはその中のひとつです。体長は3,4ミリほどでした。マクロ撮影の経験は長く、そして、顕微鏡撮影もやります。顕微鏡写真は、顕微鏡は使わずに、デジタルカメラに顕微鏡用アダプターをつけて撮影します。今回のスズメバチはとても小さいので顕微鏡機能を使いました。 撮影するまでスズメバチがメタリックだとはわかりませんでした。これがマクロ写真の醍醐味です。撮影するまでなにが映るのか想像できないことがあります。最初の画像で、肉眼では見ることが出来ない、驚くような色などを発見できることがあります。 ここでは重ね撮り機能を使いました。この写真は120枚の画像をひとつの写真に重ねあわせたものです。被写界深度が非常に浅いので、全ての部分を鮮明にするには、各部所に焦点を合わせて合計60-200枚ほど同じ昆虫の写真を撮りました。このような撮影には、マクロフォーカス用スライダーレールを使います。スライダーを1/100ミリ単位で動かして撮影したあと、昆虫をカメラに向かって1/100ミリ単位で動かして、もう一度撮影します。必要な撮影が終わった後で、特別なソフトを使って鮮明な一枚の写真にします。このソフトでは、鮮明な部分だけを重ねあわせることが出来ます。最後に、Photoshopでゴミなどを取り除いたり、コントラストを調節したりして、鮮明な写真に仕上げます。 このような写真には通常5~7時間掛かります。時間は掛かりますが、結果は素晴らしいものになります。」       Tomasさん、ありがとうございました。もっと彼の作品を見たい方はFotolia ポートフォリオ やFacebook ページをご覧下さい。 Photographer Tomas  

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DISCOVR – 本当にEPICな写真

30.07.2015

DISCOVR – 本当にEPICな写真

NASAは人工衛星DISCOVR(深宇宙気候観測衛星)に搭載された「EPIC」という多色イメージカメラを使って初めて撮影された地球の写真を先週発表しました。 100万ピクセル以上の解像度で詳細まで表現されたこの写真は、25年前、1990年にボイジャーが撮影した画像以来の、人類にとって大きな飛躍です。 37億マイル離れた場所から地球を1ピクセルで捉えます。 Source: Nasa EPICは4メガピクセルCCD望遠カメラで、波長で撮影が出来ます。3波長を合成してNASAは高解像度な画像を生成しました。充分な太陽光で撮影された北米と中米には西ヨーロッパの海岸線もはっきりと見ることができます。 これはNASAが今月発表した最初の重大な写真ではありません。準惑星の冥王星に最も近づいた画像は、明らかに天文学の発見に新たな章を記しました。 Source: NASA

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Photoshop ぼかし – 虹彩絞りぼかし

27.07.2015

Photoshop ぼかし – 虹彩絞りぼかし

今週の、PhotoshopグルEric Renno (Tip Squirrel)のチュートリアルは、Photoshopの「虹彩絞りぼかし」についてです。 ぼかしを加える事によって、画像に深みを出し、構図を引き立たせることが出来ます。Photoshop CC では、ぼかしギャラリーの中に、新しいぼかしが加わりました。パスぼかしとぼかし(ガウス)については、既に説明しましたが、今回は、虹彩絞りぼかしについてです。 今回はこの画像を使いましたが、皆さんは自分の画像でお試し下さい: スマートオブジェクトに変換 毎回説明していますので、今回は詳細を省きます。新しいぼかし機能はスマートフィルターとして使えるので、いつでも元に戻すことが出来ます。「選択範囲のにじみ」だけは例外です。これに関しては後日説明します。 ぼかしギャラリー ぼかしギャラリーは フィルター>ぼかしギャラリーにあります: 虹彩絞りぼかしを選択して下さい。 コントロール 虹彩絞りぼかしを選択すると、新しいウィンドウが開きます。最初は少しわかりづらいかもしれません: 焦点:中心に焦点を合わせます。 ぼかしをマスクとして保存できるので、マップとしてぼかしの勾配を調整できます。ぼかす部分を暗くするときに役立ちます。 高品質はプレビューウィンドウに反映されます。オフにすると、フィルターが少し早く動きます。 ぼかしの中心。ぼかしの量は(1)の焦点の設定で決まります。黒いドットはピンで、クリック、ドラッグで好きな場所に移動できます。 焦点のぼかし具合を調整し(1)、全体のぼかし具合を決めます(7)。これは、中心点(4)から少し離れると、クリック、ドラックでも調整できます。 内側の焦点(1)とぼかしの量(7)の境界は、(5)から調整できます。 外側のぼかしの量の調整は(6)で行います。 ボケを使って、ぼかしの中にハイライトを入れます。 クリック、ドラッグして、ぼかしエリアの円の形を決めます。 ぼかしを作る Photoshopで最初のフィルターが開くと、画像の中心にデフォルトのぼかしが入ります。ハンドルをクリックドラックして好きな場所に配置します。外側のハンドル(5) や(6)でぼかしの微調整ができ、四角いハンドル(9) は、範囲の丸みの形を変えます。   複数のぼかしを加える 一つの画像に、一つのピン、ぼかししか使えないわけではありません。他のぼかしを加えたい場所の中心を、クリックして下さい。(後で好きなときに移動できます) ここでは、コーヒー豆のバスケットと、カップ、2箇所にぼかしを設定しました。 同じくらいの被写界深度にして、強調したいときに使用します。異なるぼかしは上手く混ざって、全体的な効果を作り上げます。画像によって、そして表現したい効果によって異なりますが、ピンとぼかしを変えることはとても簡単です。 画像上での編集 画像上でぼかしを調整したい場合は、ピンの周りのダイアルを使って下さい。時計回りでぼかしが追加され、反時計回りでぼかしが減ります。たくさんピンがあると、少し使いづらいです。 最初は、結果に満足しましたが、よく見ると問題がありました: 奥のカップ自体や周りはぼやけているのに、カップの持ち手がくっきりしています。カップの周りにピンを追加して、これを解消することができます。2,3回する必要があるかもしれません。ぼかしの量を直接追加出来れば便利ですが、これは次回のFotoliaのチュートリアルで! Ericさん、非常にわかりやすいチュートリアルをありがとうございました。ウェブサイトとYouTube で彼のチュートリアルをご覧いただけます。FacebookとTwitter から彼に連絡が取れます!  

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ぼかしギャラリー Photoshop:パスぼかし

16.07.2015

ぼかしギャラリー Photoshop:パスぼかし

今週の、PhotoshopグルEric Renno (Tip Squirrel)のチュートリアルは、Photoshopの「ぼかし」についてです。 今回のミニシリーズのテーマは「ぼかし」です。フォトグラファーにとって強敵ですが、これを加える事によって見え方が断然変わります。先ずは、ぼかしパスから始めましょう。このチュートリアルではこの画像を使用しますが、みなさんは自分の写真で試してみてください。 パスぼかし(Path Blur)の場所 Photoshop CS6をお使いでしたら、フィールド(Field)、虹彩絞り(Iris)、チルト/シフトがあります。Photoshop CCでは、これらはぼかしギャラリーの中に追加されています: この新しいメニューの中に、上記3つのフィルターと(CCでは)新しい、パスぼかし、スピンぼかしがあります。 パスぼかし パスぼかしは、モーションぼかしの変わりで、非常にパワフルです。(モーションぼかしは今もあります)方向、スピード、画像のぼかし具合などがコントロールしやすくなっています。 使い方: パスぼかしは、スマートフィルタ-として、スマートオブジェクトに追加できます。レイヤーを変換してみます。 メニューからパスぼかしを選びます: ぼかしが追加された新しいダイアログウィンドウが開きます: ぼかしの方向 ぼかしの方向は、画像上の青い矢印で調整します。矢印がぼかしの方向(2)になります。両端の2つの◯は、クリック、ドラッグすることにより好きな場所に配置でき、矢印の長さも変えられます。 真ん中の◯(3)はカーブの中心です。これをクリックしてドラッグすると、2つのポイント間のカーブが出来ます。矢印をクリックすると、追加したい他のカーブポイントが作られます。 ぼかしのコントロール 終了点をクリックすると、青いドットが付きます。マウスを少しずらすと丸いコントローラーが出てきます。ぼかしの量を増やしたいときは時計回り、減らすときは反時計回りに、クリック・ドラッグします。画像上で調整できるので便利ですが、微調整は少し不便です。 ぼかしは、右側のスライダーでも調整できます。 コントロール 1.ぼかしの速度で、500%まで増やせます。 2.テイパーでぼかしのエッジを調整して自然な動きにさせます。 3.ぼかし(中央):ぼかしの方向をより明確にするときに利用します。特に今回のデモンストレーションでは、ぼかしを特定の角度にしたかったので役立ちました。 4.終了点の速度は、終了点でのぼかしの速度を調整します。 5.ぼかしシェイプを編集。カーブはフィルターで自動的に作成されますが、これを選択すると直接変えることができます。 ぼかしシェイプの編集では、赤い矢印の選択したポイントでぼかしの角度とパスをより正確に動かすことが出来ます。 マスクは必要ありません 写真の手の部分のぼかしは非常にいい感じですが、画像全体がぼやけています。部分的にぼかしをなくすには、画像をクリックして新しい矢印を追加、セットし、終了点をゼロに設定するだけです。 手は動いているように見えますが、腕の部分に動きがありませんので、腕にも少しぼかしを入れます: 次にぼかしゼロの矢印を追加します: OKをクリックすると出来上がりです。 Ericさん、非常にわかりやすいチュートリアルをありがとうございました。ウェブサイトとYouTube で彼のチュートリアルをご覧いただけます。FacebookとTwitter から彼に連絡が取れます!  

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流れを撮る- 動きを撮影する方法

16.07.2015

流れを撮る- 動きを撮影する方法

動いているものを撮影するとき、止まった動きを撮影したいのか、スピードを表現したいのかを決める必要があります。これはシャッタースピードで調整することが出来ます。走っている人や動きを止めて撮影するときは、早いシャッタースピード(1/250)使って下さい。レーシングカーなどを捉えるには1/4000 のシャッタースピードが必要です。   早いシャッタースピードで撮影するには、ISO感度が高い必要があります。(高過ぎるとノイズが出ます)そして明るいF値で光の量を多くします。その反対に、例えば、水や光などの動き自体を表現したい場合は、遅いシャッタースピードにします。例えば、スムーズな滝の水の流れを撮影したい時、ISO感度を低くし、F値を絞るだけでは、レンズから入る光が多すぎる場合があります。このような場合はND(ニュートラル・デンシティ-)フィルターを使います。NDフィルターで光の量を減らすことができ、長時間露光が可能になります。ブレないように三脚とケーブルリリースを使うことをお忘れなく。 せっかくの撮影の機会を逃さないように、正しい数値が設定されてるかを確認して下さい。自分の機材の扱いに慣れればなれるほど、設定するスピードが早くなり、高品質な画像を撮影できます! 最高の状態で撮影できるように、早めに現地に行って、準備して下さい。イライラしたり慌てないように、先にレンズの焦点を被写体が動き出す前に合わせておきましょう。 途中でシャッターを押すのを止めず、連写し続けて下さい。肉眼だと、スピードについていくことが出来ません。カメラにまかせて下さい。コンティニュアス モードを最大限に利用して下さい。被写体にピントを合わせて、シャッターを切れば、例えばこれはドライバーですが、被写体の動きに合わせてピントが合わせ続けます。あなたが動いたとしても、被写体にピントがあっているので、再度ピントをあわせる必要はありません。被写体の動きに合わせてカメラを動かしても鮮明に撮影することが出来ます。 ストップモーションの中に動きを出したい場合は、カメラスライダーをお勧めします。 Carli Davidsonの Shakeのような動画から、最高のシリーズが制作されています。連動写真の世界に入って、思いもしなかった発見を是非披露して下さい!

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