Eve Saint-Ramonは、女らしさと力強さを感じさせる女性のポートレートを得意とするフランス人フォトグラファー。パリに拠点を置く、Adobeのストック・プレミアム・コントリビューターでもある彼女のことは、3月のビジュアルトレンド「活躍する女性クリエイターたち」の特集動画でも取り上げています。

Eveは正式に写真の教育を受けたことはありませんが、ギャラリー、美術館、通信社、制作会社からの様々な写真関連の仕事を通じて、その専門的な知識を身に付けてきました。彼女がピンナップ・プロジェクトをスタートさせたのは15年前のこと。ピンナップ写真というもの、つまり無邪気そうに見えてその実、状況設定も見せ方も計算し尽くされている女性の撮り方に惹かれたといいます。軽やかさと強烈な女らしさとのコンビネーションは、彼女のキャリアにおいて一貫したテーマになっています。

Eveにとってパリは豊かなインスピレーションの源。「旅行者や純粋な子供のように、自分の街の新たな一面を発見するのが好きなんです。パリはいつも驚きを与えてくれる、世界で最も美しい都市の一つです」。パリジェンヌの洗練された魅力を捉えたカフェの一角での撮影について尋ねてみました。

「私が撮りたいのは等身大の人物たち――役者やアーティスト、ミュージシャンやダンサーなどです。その人をその人たらしめているものを表現したいんです」とEveは語ります。このシリーズの被写体は、パフォーマー、性教育者、フェミニスト、活動家、女優という様々な顔を持つ、彼女の友人Louise de Villeです。撮影の目的は、Louiseの優雅さ、自信、独立心をレンズを通して捉えることでした。

そのため、Eveは友人でありモデルとなる人物のバックグラウンドを思い描いたそうです。「彼女は街をぶらつき、仕事に行くには公共の交通機関を使う。そして、カフェで一人過ごす時間を満喫する…。私が見せたいのは、自制心のあるクールなフランスの女性です。自分自身や自分の望みに対して責任を負いながら、楽しむことも忘れません」。写真の舞台はパリの中心地にあるどこか古めかしい雰囲気のカフェですが、こうした瞬間、こうした姿は、世界中の女性の間で共感を呼ぶものです。

被写体の個性や経歴に映画や写真からの引用を重ね、Eveが創作する現代的なシーンでは、女性らしいキャラクターが生きてきます。Eve自身の言葉を借りるなら、彼女の写真は「強さと本質を捉えた女性らしさの究極の表現」です。

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