勝者の証であるメダルの作り方を学ぶ絶好のタイミングです。Adobe Illustrator CC を使ってメダルの作り方をご紹介します。

A) ドキュメントを作成

 今回のプロジェクトでは、1920 x 1080のRGBドキュメントを作ります。

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B) 最初のステップ

初めに楕円形ツール(ショートカットは「L」)を使ってShiftキーを押しながらキレイな丸を作ってください。

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それが終わったら、丸の中を黒く塗りつぶして選択ツール(V)で複製します。Altキーを長押しして横にずらします。(真っすぐにしたい時はShiftキー:Altと交互に使いましょう)

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複製した丸でメダルの内側を作るので、元の黒い丸より小さくする必要があります。そのためには、選択ツール(V)を選んでShiftキーを押しながら一つの角を内側にドラッグします。(Shiftキーを押さないと楕円になってしまうのでご注意を。)

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その後は、二つの丸を選択ツール(V)で選択して、整列ツールの中の「アートボードに整列」を使います。この機能で縦にも横にも整列させることが出来ます。

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丸が完成したところで、メダルの上の部分を作っていきます:

1- 長方形ツール(M)で長方形を作って背面に移動します。(これは、パスを右クリックして「アレンジ」と「背面へ」で可能に。)

2- もう一つのパスの中に小さい長方形を作ります。(これは切り抜きのため)その後両方選択してパスファインダーウィンドーの「シェイプ範囲から削除」を選んでください。

3- これで上の部分の切抜きが出来ます。

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C) リボン
を作る

リボンのためにいくつかすることがあります:

1- 長方形ツール(M)を選択して、縦に長い長方形を作ります。

2- 選択ツール(V)を選択してスケールツールパネルを開きます。クリックして表示される3つのオプションからシアーツールを選んでください。長方形の片側をクリックしてシフトキーを押しながら横にドラッグします。15度の角度にしましょう。

3- ダイレクト選択ツール(A)を選択して長方形の左上の角を数ミリ下に下げます。後でリボンを繋げやすくするためです。

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D)
リボンをつなげる

1- 最初のリボンが完成したら選択ツール(V)で複製します。Altキーを長押しして横にずらします。(真っすぐにしたい時はShiftキー:Altと交互に使いましょう)

2- その後は、選択ツール(V)でリボンの右側をクリックして変形/反転の縦のオプションを選びます。これで二つのリボンを整列させます。

3- リボンを完成させるためには、長方形ツール(M)でリボンの後ろにもう一つ長方形を作ります。ダイレクト選択ツール(A)で選択してパスの上角を内側に(両端とも)ドラッグします。

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E) 要素

作業に必要なパーツが全て揃いました:

・ メダル

・ リボン

・ 数字 (フォントは、Adobe Typekit CCのウルトラブラックスタイルで「Acumin Pro」を選びました)

・ カラースキーム

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次は、それぞれのパーツに合う色を選んで、ハイライトや影を追加して完成させます。(切り抜き部分はパスファインダーで出来ます)

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F) 最後の仕上げ

 メダルに質感を追加するためには、リボンには線のテクスチャ、金にはドットのパターンを施します。

1- まずは、ペンツール(P)とAltキーの長押しで縦に赤い線を引きます。

2- 選択ツール(M)とAlt+Shiftキーの長押しで直線を複製して、すぐにCmd + Dキーを押します。これで同じ方向に直線をコピーします。
必要なだけキーを押してください。全ての線を選択ツール(V) で選んで、Cmd + Dキーでグループ化します。

3- メダルの赤いリボンのパスをコピーして線の横に貼り付けます。選択ツール(V)で線の端を掴んでリボンのパスと同じ角度に傾けます。最後に線の上にリボンを配置します。(その時にリボンのパスをレイヤーの一番上にしてください。これは、パスを右クリックして「アレンジ/前面へ」で可能に。)

4- 選択ツール(V)で全てを選択してCmd + 7 キーで赤いリボンのパス用のクリッピングマスクを作ります。複製して、リボンのパスに線のテクスチャーを追加します。

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金属の質感には、線と同じステップを繰り返しますが、丸の中には金色のドットを配置します。

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金属の色と数字を変更すれば2位と3位のメダルも作れます。

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G) 完成

 これでどんなフォーマット、サイズ、色でも使える三つの素敵なメダルの完成です!使いやすいように、レイヤーには名前を付けて整理して、パスはグループ分けしておきましょう。

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