経験のあるフォトグラファーでも、グラス、宝石、メタルなどの反射する物の撮影は簡単ではありません。スティル・ライフの写真撮影をマスターするには、形状を理解し、ライトをコントロールして、反射させないようにする必要があります。いくつかのコツとヒントをご伝授します。

ガラス素材の撮影法:

ガラス製品をピカピカな状態で撮影したい場合は、「バックライト」テクニックが非常にシンプルなアプローチです。この方法で、透明度を上手く利用してガラス製品を美しく見せることが出来ます。

ソフトなディフューズライトを、被写体の後ろに配置します。ラインと輪郭を強調させるには、被写体の両サイドに色の暗いボードを置きます。

Empty martini glass.

「バックライト」テクニックで、被写体を適正露出で撮影するには、背景を露出過多にする必要があります。

Three Colors of Wine

 

時計やサングラスの撮影法:

時計や、サングラスなどのガラス部分が反射する製品には、横からライトを当てることが適しています。まず、被写体を大きくきれいなところにセットします。例えば、吊るした所から、カメラ位置までカバーできる白いロール紙などの上です。表面の明るさが、被写体に反射して前方の反射を取り除くことが出来ます。ソフトなライトを片側から当て、反対側に反射板を置いて、ライトのバランスを取ります。

三脚、大きい絞り(f/11)と低いISO値(ISO値100)のコンビで、シャープな画像を撮影できます。高い位置から、カメラに角度をつけて、被写体を上から撮影することもお試し下さい。ライトで色々試してみてください。でも正面からライトを当てると、反射してしまうことをお忘れなく。

Black Shades

chrome watch

メタル素材の撮影法:

メタル素材の撮影は、周りにあるもの全てを反射するので簡単ではありません。反射を最小にするために、「2ライト」セットアップを使います。先ほど述べたように、大きく、きれいな表面の上に被写体を配置してください。

2つの大きなスタジオ用ディフューズライトを、被写体の両側に配置します。被写体が柔らかく証明されていることを確認して下さい。バックライトテクニックで説明したように、綺麗に輪郭を出すには、色の暗いボードを利用して下さい。

三脚を使って、被写体より少し上から撮影します。ストロボ撮影が、メタル製品の撮影にはより適しています。

過度なポスト・プロダクションを避けるため、指紋やホコリを拭いておくことをお忘れなく。

silverware on white table

Dental tools and equipment

反射する物の撮影の基礎をお分かりいただけたでしょうか。あとは、あなた次第です:いろいろ試してみて、独自の照明方法を見つけて下さい。物撮りの他にも役立ちます!